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性嗜好障害(性依存症)体験談Sex addiction experiences

20代 男性

私が初めて電車内で痴漢をしたのは、17才の時でした。通学時の電車が混雑していた時に、たまたま好みの女性と隣り合わせになり、手があたってしまったことがありました。この時は、たまたま触ってしまったのですが、初めて女性に触れて、その柔らかさに高揚する自分がいました。電車が混雑していたこともあり、触れていた女性に何か言われるといったことはありませんでした。それ以来、電車が混雑している時は、好みの女性が並んでいる列を探して乗車し、不自然にならないような感じで触ることを繰り返すようになりました。 そのようなことを続ける中で、なんとか大学に合格し、大学生活が始まりました。大学生活では、混雑した電車に乗ることもほぼなくなったことや、恋人ができたことで痴漢をすることもほとんどなくなっていました。ところが、大学生活が始まって2・3年が過ぎた頃、久々に混雑した電車に乗り合わせることとなり、高校の頃の感覚が蘇り、好みの女性のいる列に並んで乗車し、女性を触り始めたところ、「この人痴漢です!」の声とともに、女性に腕をつかまれてしまったのです。その後、停車した駅で、駅員室に連れて行かれ、警察のお世話になることになりました。この時は罰金で済み、大事にならずに済みました。しかしながら、家族には迷惑をかけてしまったこともあり、2度とやらないと心に誓いました。
その後私は社会人になり、朝の混雑した電車に毎日のように乗るようになりました。はじめの頃は、痴漢行為をすることもなく通勤を続けていたのですが、会社での研修も終わり、少しずつ仕事の責任が大きくなり始めた頃に、何の気なしに電車内痴漢行為をしたところ、とてもスッキリしたような、自分の世界がもてた気がして、その後は電車内痴漢行為のことばかり考え、機会をみつけては、痴漢行為をしている自分がいました。そして、ある日、女性に腕をつかまれ、警察のお世話になることになってしまいました。朝の通勤時だったこともあり、会社にも連絡が行き、上司・同僚・付き合っていた恋人の知るところとなり、会社を辞めざるを得なくなり、そして、家族と弁護士のすすめでクリニックに通院し、治療を開始しました。
通院する中で、自分は性嗜好障害の可能性が高いことを告げられ、心理療法のプログラムを受けることになりました。その中で、自分自身が何故そのような行為をしてしまうのかについて振り返り、次同様の状況になったらどうするか、もしくは、同様の状況を作らないためにはどうするかといったことを中心に、自分自身を見つめる取り組みを始めました。そのおかげもあって、通院を始めて2年経ちますが、なんとか仕事に就くこともでき、電車内痴漢行為をやらずに過ごせている自分がいます。

30代 男性

私は、女性とお付き合いをしたいと思う一方で、女性に拒否されることをすごく恐れています。何故かと言われると、おそらく小学校や中学の時に、女子生徒に「気持ち悪い」とか「うざい」と言われ続けたことから来ているのかもしれません。大人になり、小学校から下校する子どもの笑顔にひかれるようになっていきました。ある日、子どもに声をかけたところ、私に笑顔を返してくれました。うれしくなって、お菓子を買ってあげようと言ったところ、ついてきてくれたので、お菓子を買ってあげました。冗談のつもりで、性器を触ってほしいと伝えたところ、すんなり触ってくれたのを覚えています。
それからというもの、小学校の下校時を狙っては、いろいろな子に声をかけ、良い笑顔を見せてくれる子の中には、性器を触ってくれ、その子の性器を触らせてくれる子もいました。そんなことを続けている中で、ある日、警察に事情聴取をされ、自分のしたことが事件として明るみに出ることになりました。確かに、子どもに手を出していた自分は、間違っていたと思います。家族にも迷惑をかけたので、これからは仕事を見つけ、頑張りたいという気持ちでいっぱいでした。
予想はしていたのですが、私への地元の風当たりは強く、仕事も思うように見つかりません。たまたま、知りあいのつてで、仕事が見つかったのですが、そこには私の中学の頃の同級生も務めており、自分の事件が広まるのには時間はかかりませんでした。自分の事件を知った人、もしくは、知る人がいる所では、仕事も生活もままならないことを強く感じています。今は、インターネットで探した性嗜好障害の治療をしてくれるクリニックに通院しながら、派遣の仕事をして、都内で過ごしています。
自分が間違ったことをしてしまった。そして、その結果多くの子供を傷つけてきた。私が治療を続けて、問題を起こさずに生活を送っていくことが大切であることはわかっています。いつかは、地元に帰って親孝行をしたいと思っていますが、それほど広くない地元で広がってしまった私の事件とその噂が続く中で、果たしてその望みはかなうことはあるのでしょうか。まだ、その答えは見つかりませんが、1日1日を頑張っていこうと、今は過ごしています。


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